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PUCCIのM.&KYOKOが生まれる現場レポートvol.3

MASAKIとKYOKOが大事に育てている、ブランドM&KYOKO。
たくさんの職人さんに支えられて、二人がデザインしたM.&KYOKOは世に出ていっています。
そんな縁の下の力持ち、M.&KYOKOを陰で支えている、すごい職人技や、
世界中から集められる最高級の素材を駆使して生み出される現場の様子を、
わたしPUCCIがレポートします!


PUCCIのご主人さま、KYOKOがまだ若かりし頃...
受験勉強に励むKYOKOの傍らで、お父さんがカセ糸を腕に掛け、お母さんが毛糸玉に巻き上げている姿をみて、「夫婦って撚られた糸のように、長く幸せを紡いでいくものなんだ...」と気付き、ハッとしたそう。
当時のKYOKOは知らずとも、いつしか夫婦でニットのデザインをするように...。

11月22日は「良い夫婦の日」!
大切に紡いだ糸を編みあげたM.&KYOKOのニットを夫婦で着て、
糸のように末長くお幸せに!(...なんてちょっとこじつけっぽいですか?)
というわけで、今回は多彩な色遣いが特徴のM.&KYOKOの元の元"糸"を作る職人さんに話を聞きました。

M.&KYOKOのデザインは素材を選び、糸を作るところから始まっています。
ゴワンゴワンと大きな音をたてる機械に囲まれて、職人さんたちは新しい糸を生み出そうと、
日夜"試紡"を重ねています。
世界のトレンドや、自らの世界観を糸に託して、MASAKIは職人さんたちに熱く語ります。
そのイメージを具体的に、原料の配合や撚り方を検討して、試紡します。
そうして出来上がった糸が、実際に編みあげられ、商品になるのはほんの一握り。
知識と経験、と執念(!)のいる作業です。

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糸を作るにはまず、
綿のようなふわふわとした繊維の塊である原料を、
均一になるよう繊維の方向をひきそろえます。
そして、何段階にもわけて繊維の束を
細くしていった後、撚りをかけて一本の糸に
します。その糸を数本撚り合わせて完成された
糸にしていきます。

素材だけでなく、撚りの強さや返し具合、太さや使用目的、風合やイメージに合わせて各工程で細かい調整をしていきます。異なる素材を組み合わせることで、一本の糸の中で染料による染め分けができたり、太さを不均一にすることでポコポコとしたスラブヤーンをつくったり...と、色々なアイディアを盛り込んでもいきます。

糸として完成しても、編んでみたときの表情はどうか試編みをしたり、染色の色合いや縮絨の風合等、製品の完成までイメージして糸をつくっていきます。

最近では極細のモヘヤヤーンが多くのトップブランドで使用され、その高い技術と高級な手触りと軽さで話題になりましたが、作った当初は、開発の苦労が報われない日々が続いたことも...。製品になったときの表現力と完成度によってじわじわと認知されるようになり、今ではその高い技術力を集結した自慢の糸になっています。

あなたのお気に入りのニットには、どんな糸がつかわれていますか?
糸に秘められた、沢山の想いを見つけてみてくださいね。




MASAKIと職人さんたちの熱い想いから生まれた糸をふんだんに使用した製品をはじめ、M.&KYOKOの旬のアイテムを、オフィシャルオンラインショップ[Cross it off]でご購入いただけます。

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そしてそして!「良い夫婦の日」にちなみ、
11月20日正午より商品を20.000円以上
お買い上げのお客様に、ちょっと特別な
プレゼントを用意しています(なくなり次第終了)。
ラッピング包装(有料)をご希望の方には、
ニットバッグにファンシーヤーンのリボンを
スタッフが心をこめて結んでお届けします。
(一点一点ニットバッグの色は異なります。
どんな色になるかはお楽しみです。)

詳しくは、オフィシャルオンラインショップ
[Cross it off]で。

素敵な夫婦の日になりますように!

PUCCIでした♡

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