今回は秋冬定番アイテムの
花柄のマフラーについてご紹介いたします。
ファンシーヤーンをたっぷりと使ったデザインで、
これもニット?と思われた方も少なくないのでは。
こちらは刺繍で作られたものなんです。
一般的に刺繍というと
ベースになる服や布地に施すイメージですが
こちらは刺繍のみで、糸同士でつながっています。
はじめはこのように平面的なコード刺繍を施します。
ここから加工を加えると
糸が縮んだり、風合いが変わり
ふんわりと立体的な花柄に仕上がります。
刺繍のあとの加工により全然違った表情になることも
面白さの一つです。
2019秋冬の新作のこちらのベストも
同じ技法で作られています。
同じ技法から、糸や組み合わせを変えることによって
まったく違うものが出来上がります。
刺繍の可能性を探っていきながら
いろいろな表現をみつけていきたいなと思います。