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久しぶりのロス


先月、毎年M.&KYOKOを出展している、NYのコートリー(Coterie)に合わせ、ロサンジェルスのニット糸のエージェントを訪ねた。NYのスピン・エクスポ以来である彼等に迎えられ、久しぶりに訪れたロサンジェルスでは、いきなり セント・ジョン(ST. JOHN)へ営業に行くことになった。

セント・ジョンといえば、一世を風靡したアメリカきっての高級ブランドで、ニットでも有名である。その販売網もさながら高品質な品揃えは、我々のハイレンジの糸が大いに受け入れられるであろうと期待も膨らんだ。セント・ジョンはロサンジェルスに工場があり、以前ロスを市場調査で廻った際、ここがかのセント・ジョンの工場であるかと、前を通過したのを思い出しながらの訪問であった。

まずは得意のモヘアからスタートした。しかし、モヘアはいらないと、あっけなく断られ出鼻を大いにくじかれる。彼等が一番多く扱うのは、ファインウールで、サイズ展開もSS~6Lまでと、アメリカ国内での販売ロットも高級ブランドでは最大だ。45ドル/kg 以上のものは見せるなと言われた時点で我々のコレクションの2/3は落とされたことになったが、笑顔を絶やすことなく、チラチラと高いラインのものも見せながら、無事商談を終えた。

今回、ロスでは安くて美味しいコリアンレストランを発見した。どこの街へ行ってもそうだが、私は美味しいものを食する為に奔走する。
しばらく海外にいると必ず中華を一度は食べたくなり、中華街を探しまわって無駄足を運んだことも数えきれない。
そうして得てきた経験から、知らない土地でのレストラン探しでは、店内に若くて奇麗なカップルがいるかどうかをまずチェックすることにしている。恋人または目当ての相手を連れて行きたいと思うかどうかは、そこの味を語る非常に高いポイントである。探し当てたこのコリアンレストランはパーフェクト!
ロスへ戻る楽しみが確実にひとつ増えた。

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とあるロスのカフェにて・・・・・。おいしいスイーツをいただいた。

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